カーペット、手織り絨毯、機械織りラグ、タイルカーペット、塩ビ系床材、木質フローリングなどあらゆるフロアカバリング製品が集結する世界最大級のフロアカバリング国際見本市「DOMOTEX 2024」が、1月11日〜14日の期間、ドイツ・ハノーバー国際見本市にて開催中である。
コロナ禍が収束した今年は出展者が約1000社(前回は730社)と昨年比で大幅増、展示ホールも全10ホール構成(前回は7ホール構成)となるなど開催規模を大きく拡大しての開催となっている。
規模拡大とともに企画展も充実、昨年スタートして好評だったサステナビリティをテーマにした「グリーンコレクション」をメイン企画として引き続き実施、また新企画としてフロアカバリングに加えて壁紙、窓回り製品までトータルで提案する「リテーラーパーク」、ホリー・ベッカー氏によるトレンドカラーエリア「MOOD SPACES」、カーペットデザイナー兼アーティストのリラ・ヴァンダン氏による特別アート展示「Night Time in a Palace」なども行われている。恒例の「カーペットデザインアワード」も大規模に実施中である。
さらに新たな取り組みとして、今回より「国」に焦点をあてた企画展示がスタート、第1回目は「イタリア」をピックアップし、カーペットゾーン、床材ゾーンの2箇所でイタリア系企業のサステナブル製品(素材)を、原料から製造過程までを紹介する展示が行われている。
なお「DOMOTEX 2024」の詳報はインテリアビジネスニュース(本紙)2月10日号にて掲載する予定である。
「DOMOTEX 2024」日本語ホームページ
https://intl-linkage.co.jp/dm/domotex