YKKAP(株)は、外壁を壊すことなく約半日で最新の窓に取り替えが可能な「マドリモ 断熱窓 戸建用」樹脂窓に、障子が樹脂・枠がアルミ樹脂複合構造のリフォーム専用に開発した「引違い窓 ハイブリッド専用枠」を、2024年2月5日から発売する。
2023年からスタートした「先進的窓リノベ事業」などの補助金制度の影響もあり、「マドリモ 断熱窓 戸建用」の販売数量は前年同期⽐で約2倍と好調に推移している。こうした窓リフォームの樹脂窓化が加速する一方で、施工面においては「壁厚の薄い既存住宅に納まらない」「大開口サイズに対応できない」「現場への運び込みが困難」など、リフォームならではの課題もあった。
今回新発売する「引違い窓 ハイブリッド専用枠」は、「樹脂障子＋アルミ樹脂複合枠」を採用し、樹脂窓の高い断熱性能を維持したまま、アルミ樹脂複合窓と同等の扱いやすさを実現したもの。枠がアルミ樹脂複合構造でも、窓の断熱性能を示す熱貫流率はＵ値≦1.8W/㎡･Kとなり、「先進的窓リノベ事業」における改修後の窓の性能区分は、従来の樹脂窓と同じAグレードとなる。
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