お知らせ

◆YKK APと東北大学がアルミ資源循環に向けた共同研究講座を開設

 YKK AP(株)と国立大学法人東北大学は、4月1日より共同で次世代型アルミニウム資源循環のため共同研究講座を開設する。

 YKK APではビジョン「Evolution 2030」の柱に地球環境への貢献を掲げ、循環型社会実現に向けた仕組みづくりを推進している。製品素材のリサイクル技術確立を目指し、2030年度までにアルミリサイクル率100%(国内)達成に向け、アルミ鋳造設備の再構築や技術開発・研究など環境価値創出に努めている。

 一方、アルミリサイクルプロセスにおいては、アルミ以外の素材(樹脂等)から発生する副生ガスや大量に発生する副生廃棄物(ドロス)の適正処理が重要な課題であり、これらの副産物をも循環利用可能なプロセスの設計開発が求められている。このアルミリサイクル副産物の循環利用は従来研究で未だ解決に至っておらず、その解決を図るため金属材料分野で高い実績を誇る東北大学内に共同研究講座「次世代型アルミニウム資源循環(YKK AP)共同研究講座」を設置し、持続可能なアルミリサイクル社会実現に向けての研究を実施していく。

 研究内容は、(1)アルミリサイクル副産物の分析、(2)アルミリサイクル副産物の循環利用、(3)副産物発生および副産物循環利用における各種反応解析。共同研究講座の設置期間は4月1日~2026年3月31日の2年間。

【参考】窓メーカーによるアルミリサイクル率100%への挑戦
https://www.ykkapglobal.com/ja/stories/20240206
YKK APのホームページ
https://www.ykkap.co.jp

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