(一社)日本テキスタイルデザイン協会(TDA)は、生地製造時に発生する生地ミミを活用した作品を紹介するイベント「mini mimi expo 2024」を、10月4日(金)〜9日(水)の期間、大阪・船場センタービル2号館内の大阪デザインセンター内にて開催中である(6日(日)は休み)。
TDAでは、織物工場から大量に発生する廃棄物「生地ミミ」に着目、2019年に「TDAミミプロジェクト」を発足し生地ミミのリサイクル・アップサイクルの必要性を訴えてきた。その作品展として昨年初めて「mini mimi expo」を開催、今年で2回目となる。
今回は「Meguru(日本各地から生地ミミをフィーチャリング、それぞれの産地のSDGsをめぐる)」をテーマに、生地ミミを活用したアート作品、アクセサリー、アップサイクル製品、テキスタイルメーカーによるプロダクト製品などを多彩に展示するほか、地域ごと(繊維・縫製関連工場の所在地)に発生する生地ミミの特徴を紹介する「日本全国生地耳紀行」も展開する。
また特別企画として「学生限定mimi – award 2024」の作品展示も行っている。同アワードには、大学生、専門学生、高校生などから15作品がエントリー、会場にて投票も受け付けている。
この他、共催の(一財)大阪デザインセンターによるコーヒー試飲会や知育プロダクト紹介といったイベントも併催されている。入場無料。
「TDAミミプロジェクト」ホームページ
https://tdamimipro2021.wixsite.com/tdamimiproject