(一社)日本インテリア協会(永嶋元博会長)は、2023年度事業である「2022年度のインテリア事業の概要〈市場規模の策定〉」を発表、2022年度のインテリア市場規模を6157億6000万円(前年比9.2%増)と策定した。
コロナ禍3年目の2022 年度は、原材料の高騰、輸送コストの上昇に加えて円安が影響し、卸売価格の見直しが行われ、結果として前年比でプラスとなった。6100億円を超える市場規模策定は15年ぶりの水準となる。
分野別には、ウィンドートリートメント1900億円(同2.5%増)、フロアカバリング2906億8000億円(同15.3%)、ウォールカバリング1350億8000億円(同6.9%増)とすべての分野で前年度を上回った。
市場を押し上げた背景には、新設住宅着工戸数が減少に転じたものの、ひと段落したコントラクト需要、および数回にわたる卸売価格の改正がある。その反面、一般需要は電気・ガス・ガソリン・食料品など生活物価の上昇によりインテリアへの関心度は低下した。
なお「2022年度のインテリア事業の概要〈市場規模の策定〉」は、NIFホームページから購入できる。A4 20ページ 定価2000円(税込2200 円/送料別)。NIF事務局で現金かPayPayにて代引きでも購入可能。
NIFのホームページ
https://www.nif.or.jp