英国インテリアデザイン協会(BIID)日本支部は、6月19日(水)、「THE BOLY OSAKA」において2024年度の総会並びにデザインフォーラム「未来の空間を探る建築、インテリアデザイン、日本の伝統を繋ぐリノベーションとは」を開催した。会員のほか定員を超える多数の業界関係者が参加した。
デザインフォーラムでは4名が登壇、それぞれの考えや事例を紹介した。宮部浩幸氏(近畿大学建築学部教授)からは、古い建物を改築する際の新旧の調和と対比について、岡絵理子氏(関西大学環境都市工学部建築学科教授)からは、日本住宅の「飾る」文化について、片桐京司氏(公益財団法人文化財建造物保存技術協会)からは文化財建築の改築について、澤山乃莉子氏(英国インテリアデザイン協会メンバー)からは英国のリノベーション事情や日本の古民家改修について、またその後は4名によるディスカッションも行われた。
セミナー後には懇親会も行われ、盛況裡に終了した。
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