国土交通省が発表した2024年5月の新設住宅着工戸数は、6万5882戸(前年同期比5.3%減)と対前年比で先月の増加から再びの減少となった。季節調整後の年率換算は81万3000戸(前月比7.6%減)と先月の増加から再びの減少となった。
種別では持家が1万7217戸(同8.7%減)と30カ月連続の減少、貸家が2万7175戸(同5.3%減)と先月の増加から再びの減少、分譲住宅は2万1207戸(同0.9%減)と先月の増加から再びの減少となった。また分譲住宅のうちマンションが1万976戸(同13.2%増)と2カ月連続の増加、一戸建住宅は1万105戸(同13.0%減)と19カ月連続の減少となった。
地域別戸数
■首都圏 総戸数(前年同月比 6.8%減)
持家(同 12.0%減),貸家(同 13.7%減),
分譲住宅(同 3.6%増)
うちマンション(同 16.4%増),うち一戸建住宅(同 9.8%減)
■中部圏 総戸数(前年同月比 3.5%減)
持家(同 0.3%増),貸家(同 11.4%減),
分譲住宅(同 2.1%増)
うちマンション(同 60.6%増),うち一戸建住宅(同 25.9%減)
■近畿圏 総戸数(前年同月比 4.7%増)
持家(同 6.7%減),貸家(同 16.7%増),
分譲住宅(同 2.2%減)
うちマンション(同 3.4%減),うち一戸建住宅(同 0.3%減)
■その他地域 総戸数(前年同月比 8.5%減)
持家(同 10.2%減),貸家(同 3.5%減),
分譲住宅(同 10.1%減)
うちマンション(同 6.4%増),うち一戸建住宅(同 18.3%減)