国土交通省が発表した2024年4月の新設住宅着工戸数は、7万6583戸(前年同期比13.9%増)と11カ月ぶりに対前年比増となった。季節調整後の年率換算は88万戸(前月比15.8%増)と4カ月ぶりの増加となった。
種別では持家が1万7878戸(同3.9%減)と29カ月連続の減少、貸家が3万4598戸(同20.6%増)と先月の減少から再びの増加、分譲住宅は2万2955戸(同16.5%増)と4カ月ぶりの増加となった。また分譲住宅のうちマンションが1万2226戸(同69.0%増)と4カ月ぶりの増加、一戸建住宅は1万579戸(同14.4%増)と18カ月ぶりの増加となった。
地域別戸数
■首都圏 総戸数(前年同月比 11.7%増)
持家(同 2.1%増),貸家(同 8.2%増),
分譲住宅(同 19.8%増)
うちマンション(同 66.2%増),うち一戸建住宅(同 13.8%減)
■中部圏 総戸数(前年同月比 11.1%増)
持家(同 1.2%増),貸家(同 25.7%増),
分譲住宅(同 1.9%増)
うちマンション(同 19.1%増),うち一戸建住宅(同 8.1%減)
■近畿圏 総戸数(前年同月比 31.8%増)
持家(同 1.2%増),貸家(同 51.0%増),
分譲住宅(同 28.0%増)
うちマンション(同 73.6%増),うち一戸建住宅(同 9.4%減)
■その他地域 総戸数(前年同月比 9.4%増)
持家(同 8.6%減),貸家(同 19.0%増),
分譲住宅(同 9.6%増)
うちマンション(同 104.8%増),うち一戸建住宅(同 20.0%減)