国土交通省が発表した2023年8月の新設住宅着工戸数は、7万399戸(前年同期比9.4%減)と3カ月連続の減少となった。季節調整後の年率換算は81万2000戸(前月比4.5%増)と3カ月ぶりの増加となった。
種別では持家が2万994戸(同5.9%減)と21カ月連続の減少、貸家が2万9364戸(同6.2%減)と先月の増加から再びの減少、分譲住宅は1万9587戸(同15.5%減)と3カ月連続の減少となった。また分譲住宅のうちマンションが7894戸(同26.4%減)と2カ月連続の減少、一戸建住宅は1万1589戸(同6.1%減)と10カ月連続の減少となった。
地域別戸数
■首都圏 総戸数(前年同月比 4.1%減)
持家(同 5.7%減),貸家(同 3.4%増),
分譲住宅(同 8.7%減)
うちマンション(同 21.9%減),うち一戸建住宅(同 4.7%増)
■中部圏 総戸数(前年同月比 1.7%減)
持家(同 3.8%減),貸家(同 2.4%増),
分譲住宅(同 0.7%減)
うちマンション(同 29.7%増),うち一戸建住宅(同 18.7%減)
■近畿圏 総戸数(前年同月比 18.8%減)
持家(同 5.8%減),貸家(同 16.0%減),
分譲住宅(同 33.1%減)
うちマンション(同 53.4%減),うち一戸建住宅(同 3.2%減)
■その他地域 総戸数(前年同月比 12.6%減)
持家(同 6.5%減),貸家(同 12.8%減),
分譲住宅(同 21.1%減)
うちマンション(同 32.0%減),うち一戸建住宅(同 15.8%減