国土交通省が発表した2023年2月の新設住宅着工戸数は、6万4426戸(前年同期比0.3%減)と対前年比で先月の増加から再びの減少となった。季節調整後の年率換算は85万9000戸(前月比3.8%減)と3カ月ぶりの減少となった。
種別では持家が1万8368戸(同4.6%減)と15カ月連続の減少、貸家が2万4692戸(同4.7%増)と24カ月連続の増加、分譲住宅は2万1062戸(同1.8%減)と3カ月ぶりの減少となった。また分譲住宅のうちマンションが9750戸(同0.2%増)と3カ月連続の増加、一戸建住宅は1万1202戸(同3.3%減)と4カ月連続の減少となった。
地域別戸数
■首都圏 総戸数(前年同月比 5.9%減)
持家(同 11.4%減),貸家(同 10.9%減),
分譲住宅(同 1.9%増)
うちマンション(同 1.9%減),うち一戸建住宅(同 5.7%増)
■中部圏 総戸数(前年同月比 16.8%減)
持家(同 7.2%減),貸家(同 16.4%減),
分譲住宅(同 33.0%減)
うちマンション(同 58.5%減),うち一戸建住宅(同 17.9%減)
■近畿圏 総戸数(前年同月比 20.3%増)
持家(同 8.5%増),貸家(同 33.4%増),
分譲住宅(同 16.3%増)
うちマンション(同 39.4%増),うち一戸建住宅(同 1.6%減)
■その他地域 総戸数(前年同月比 4.3%増)
持家(同 3.8%減),貸家(同 23.1%増),
分譲住宅(同 3.7%減)
うちマンション(同 7.0%増),うち一戸建住宅(同 8.4%減)