国土交通省が発表した2022年6月の新設住宅着工戸数は、7万4596戸(前年同期比2.2%減)と2カ月連続で対前年比減少となった。季節調整後の年率換算は84万5000戸(前月比2.1%増)と3カ月ぶりの増加となった。
種別では持家が2万3184戸(同11.3%減)と7カ月連続の減少、貸家が3万285戸(同1.6%増)と16カ月連続の増加、分譲住宅は2万692戸(同4.1%増)と先月の減少から再びの増加となった。また分譲住宅のうちマンションが7855戸(同11.8%増)と先月の減少から再びの増加、一戸建住宅は1万2689戸(同0.3%増)と14カ月連続の増加となった。
地域別戸数
■首都圏 総戸数(前年同月比 5.2%減)
持家(同 11.6%減),貸家(同 0.3%増),
分譲住宅(同 6.9%減)
うちマンション(同 19.5%減),うち一戸建住宅(同 5.3%増)
■中部圏 総戸数(前年同月比 3.2%減)
持家(同 14.1%減),貸家(同 9.3%増),
分譲住宅(同 1.5%減)
うちマンション(同 9.9%減),うち一戸建住宅(同 1.3%増)
■近畿圏 総戸数(前年同月比 1.0%増)
持家(同 5.1%減),貸家(同 2.3%増),
分譲住宅(同 4.9%増)
うちマンション(同 24.1%増),うち一戸建住宅(同 4.7%減)
■その他地域 総戸数(前年同月比 0.6%減)
持家(同 11.9%減),貸家(同 0.5%増),
分譲住宅(同 27.6%増)
うちマンション(同 162.8%増),うち一戸建住宅(同 3.9%減)