(株)スミノエは、6月17日(金)、2022年度スミノエ会理事会をウェスティン都ホテル京都にて開催した。
これまで大阪と東京で交互に毎年開催されてきたスミノエ会理事会であるが、昨年、一昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となっていたため、今回は3年ぶりの開催となった。その間、スミノエ会会長には高野寅吉氏が就任しており、会の冒頭では高野氏が新会長として開会のあいさつを行った。
高野会長は、「この3年間、いろいろな変化がありました。明るいニュースとしては水平循環型リサイクルカーペット『エコス』がさまざまな賞を受賞しましたが、これからも時代を先取りする優れた商品を開発していただき、スミノエ会としても力を結集して取り扱っていきます」と力強く語った。
続いて、住江織物(株)吉川一三会長がサプライチェーン全体(スコープ1〜3)における環境対策の考え方を解説、住江織物(株)永田鉄平社長からは同社の具体的な環境対策が語られた。また(株)スミノエ村瀬典久社長からはインテリア市場動向や同社の業績の概要が報告された。
その後、高野会長を議長に選出し議事に入り、2021年度事業報告・会計報告、2022年度事業計画(案)・会計予算(案)を審議、満場一致で承認された。2022年度の主な事業計画は全7ブロックのうち4ブロックでのブロック会の実施(3ブロックは2023年度開催)、経営者、および従業員を対象とした教育研修会の実施、情報関連では「スミノエレポート」、「スミノエニュース」の発行、ホームページでの会員紹介なども行う。
議事終了後は、作家の江上剛氏を講師に招き「これからの日本経済と企業の進むべき道」と題した恒例の経営者セミナーが行われた。終了後は懇親会が華やかに行われた。
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