荒川技研工業(株)は、6月16日(金)〜25日(日)の期間、東京・表参道の同社ショールーム「TIERS GALLERY(ティアーズギャラリー)」にて、世界最大規模のデザインの祭典「ミラノデザインウィーク2023」で注目を集めた展示の凱旋展示会「Less, Light, Local」を開催する。
「ミラノデザインウィーク2023」では、同社のワイヤーシステム「ARAKAWA GRIP」を使って、コンテンポラリーデザインスタジオwe+が、日本を代表する食材である「海苔」の新たな可能性を提案するインスタレーションを展開し、「Fuorisalone Award 2023(Sustainability部門)」にて「スペシャルメンション」を授与するなど話題となった。凱旋展「Less, Light, Local」では、そのインスタレーション作品を再構築して紹介する。
インスタレーションは、食用としては使えない板海苔の新たな価値を追求したもの。今までガラスや木材などの異素材と組み合わせることで軽やかな空間を生み出してきた「ARAKAWA GRIP」と、シート状で丈夫で軽く、サステイナブルでもある海苔を主材に双方の魅力が引き出されるインスタレーションと照明を展示する。これからのプロダクトのあり方を模索するとともに、海藻大国日本から新素材として世界の注目を集める海藻の新たな活用方法を発信する。入場は無料。
イベントサイト
https://www.arakawagrip.co.jp/tiersgallery/archive/less-light-local/