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◆矢野経 「2022年住宅リフォーム市場規模」前年比5.7%増の7.3兆円

 (株)矢野経済研究所は、「2022年住宅リフォーム市場規模」(2022年1月〜12月)について、前年比で5.7%増の7兆2,982億円と発表した。

 「withコロナ」としての生活環境のなか、公私ともに居住空間で過ごす時間の充実を図ることが、コロナ禍前と比較すると大きな変化となった。それにより住宅・住環境関連への投資(住宅購入後のリフォーム需要への投資)やリフォーム関連消費が活発化したことで市場全体が拡大したと分析する。

 分野別にみると、2021年(1~12月計)と比較して「設備修繕・維持関連」分野が前年比6.6%増と大きく伸長した。「家具・インテリア等」分野も同6.4%増と回復した。一方、「増改築工事(10平米超+10平米以下)」分野は同4.0%減であった。

 また2023年の住宅リフォーム市場規模は、6.8~7.5兆円で推移するものと予測する。2023年は新型コロナウイルス感染症が感染症法上の5類感染症に移行され、行動制限がなくなることが想定され、これにより人々の行動が活発化し、これまで控えていたリフォーム以外の消費支出(レジャー・旅行・飲食等)が本格化するとみられることから、リフォームへの消費支出は減少するものとみられている。

矢野経済研究所のホームページ
https://www.yano.co.jp

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