東リ(株)は、自然由来の素材を用いた高意匠の単層構造の床タイル「LCT(Luxury Calcium carbonate Tile)」シリーズにおいて、(公財)日本デザイン振興会が主催する「2023年度グッドデザイン賞」を受賞した。
同社では、1963年に自然由来である炭酸カルシウムを主成分とした単層構造の床タイル「マチコV」を発売して以来、さまざまな単層構造の床タイルを展開してきた。2022年7月、その中からデザインに特徴のある5商品をワックスメンテナンス不要なNW(ノーワックス)仕様に進化させ、新ブランド「LCTシリーズ」としてリニューアルした。
「LCTシリーズ」は、製造工程で現れる独特の模様があり、偶然性を活かした不均一な高意匠デザインが特徴となっている。また摩耗しても全層にわたり模様が持続する。今回、不均一な自然の素材感とデザイン性、ワックス不要という高いメンテナンス性、使用済み農業用ビニルの再生利用(一部商品)、製造時に発生する端材の再利用といった環境面が評価され受賞となった。
東リのホームページ
https://www.toli.co.jp