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◆吉野石膏 東急グループの廃石膏活用への技術協力を表明

 吉野石膏(株)は、東急グループ各社が主導する廃石膏を活用した新たな資源循環推進プロジェクトに技術協力を行うことを決定した。

 東急電鉄(株)、東急(株)、東急建設(株)、東急リニューアル(株)の東急グループ、および(株)土と野菜、(一社)日本土壌協会の6者は、建築工事で発生する廃石膏の有効活用と新たな資源循環の仕組みづくりに向け、2024年3月29日に包括連携協定を締結している。

 東急電鉄、東急が東急建設、東急リニューアルに発注する建築工事においては、1年間(2022年度)に約235トンの廃石膏が発生、これまでは産業廃棄物として処分されていたが、廃石膏に含まれている硫酸カルシウムは農作物の養分として利用出来るため、実験研究の結果、廃石膏と液体肥料から農家へ運搬・活用が容易な固形の土壌改良資材を製造できることが判明したことから、6者共同により資源循環に向けた仕組みづくりの構築を進めてきた。石膏ボード製造の最大手である吉野石膏もこの取り組みへの協力を表明した。

吉野石膏のホームページ
https://yoshino-gypsum.com

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