住江織物(株)は、年7月15日開催の取締役会において、メキシコ子会社であるSuminoe Textile de Mexico,S.A. de C.V.(STM)における、自動車内装材向け合成皮革製造ラインの新設を決議した。
住江織物グループの自動車内装事業は、天井材、シート表皮材、カーマット、フロアカーペットなど、足元から天井まで自動車内装材をトータルで供給できるのが最大の特長。また、日本国内だけではなく、米国、メキシコ、中国、タイ、インドネシア、インドの海外6カ国12拠点に製造・販売拠点を拡げ、世界最適供給体制を目指している。
今回、STMに合成皮革製造ラインを新設することにより、北中米における合成皮革市場の拡大に対応し、提案力と競争力のさらなる強化を図る。
投資金額は10億円の予定。生産能力は40万m/月。2023年7月に製造ラインの設置を開始し、同12月に先行生産、2024年3月から量産開始を予定している。
住江織物のホームページ
https://suminoe.co.jp