インテリアスタイリングプロ(越川洋平代表)は、2月28日(火)最新のトレンド情報を紹介する「最新!ヨーロッパインテリアトレンドセミナー2023 コロナ時代の欧州を現地視察!トレンド情報から紐解くこれからのインテリア」を、サンゲツ品川ショールーム、およびオンライン(Zoom中継)のハイブリッド形式で開催、合計131名(リアルは50名)が参加した。
9回目の開催となるスタイリングプロのトレンドセミナー。今回は3年ぶりに現地視察を行った越川洋平氏、石田剛氏、森澄子氏の3名が講師となり、ヨーロッパのインテリアトレンド情報を提供した。
第1部では森澄子氏が「2023 最新パリホテル視察から読み解くインテリア、そして潮流」と題して、フランス・パリでデザイン的に注目される5つのホテルをピックアップ、手掛けたデザイナーとともにインテリアデザインもポイントを解説した。森氏によれた、現在のホテルデザインのトレンドは、屋上・テラス活用、自然素材を使用した商品、手仕事、間接照明、そして環境保全。そうしたポイントを踏まえながら5つのホテルをわかりやすく紹介していった。
第2部「最旬!ヨーロッパインテリアトレンド2023」では、まず越川氏がハイムテキスタイルトレンドを解説、その後、石田氏が加わり、メゾン・エ・オブジェやパリ・デコオフに出展するエディターの新作コレクションを、ハイムトレンドと関連付けながら独自の切り口で紹介した。今年はこれまでのプリントから織りや刺繍に転換、重厚(おもあつ)な生地が主流で、カラーは低彩度のオレンジ系が目立ったとレポートした。
なお越川氏のヨーロッパトレンド解説は、インテリアビジネスニュース(本紙)でも掲載している。
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