YKK AP(株)は、住宅用玄関ドアリフォーム商品(カバー工法)において、業界で初めてドア枠にアルミ樹脂複合構造を採用し、「先進的窓リノベ2024 事業」のSSグレードを取得した「ドアリモ 玄関ドア D50」高断熱ドアを、8月5日(月)に新発売する。
新築住宅の玄関ドアは、ここ30年でアルミドアから断熱ドアへ大きく変遷を遂げており、これからリフォーム適齢期を迎える1990年代後半以降に建てられた住宅の玄関ドアは、約半数が断熱ドアになっている。また今年から、開口部の断熱改修に特化した環境省の補助事業「先進的窓リノベ2024 事業」に、新たにドア交換が対象として追加、さらに既存の枠に新しい枠を被せる「カバー工法」が66%を占めるようになったことから、「カバー工法」での高断熱仕様のニーズが高まっている。
そこで同社では、「カバー工法」で簡単に玄関ドアを交換できる「ドアリモ 玄関ドア」に、断熱性能が業界トップクラスの商品として「ドアリモ 玄関ドア D50」高断熱ドアを発売する。業界で初めてカバー工法の玄関ドア枠にアルミ樹脂複合構造を採用、扉の厚さを70mmとすることで、扉にガラスが組み込まれていない無採光デザインでは熱貫流率0.95W/(㎡・K)、さらに採光付デザインには、ダブルLow-Eトリプルガラス(アルゴンガス入)を採用することにより熱貫流率1.28W/(㎡・K)とトップクラスの断熱性能を実現した。
これにより「先進的窓リノベ2024 事業」のカバー工法対象商品が「ドアリモ 玄関ドア D30」の無採光4デザイン(Aグレード)に加え、「ドアリモ 玄関ドア D50」高断熱ドアで、無採光デザインはSSグレード(最上位グレード)で6デザイン、採光付デザインはSグレードで14デザインの全20デザインが加わり、高断熱玄関ドアの選択肢の幅が大きく広がった。
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