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▲野原HD オリジナルファブリック見本帳「情景」を発行

 野原ホールディングス(株)・ VDC(Virtual Design & Construction)事業開発部は、京都府と西陣織・京友禅・丹後織物の3産地組合を構成員とするシルクテキスタイル・グローバル推進コンソーシアム(以下、コンソーシアム)と、新たな販路開拓等を目的とするプロジェクトiの第2期(2022年4月~2023年3月)として、伝統染織技術や織加工技術を取り入れたインテリア業界向けのオリジナルファブリック(生地・織物、13種)を開発、このほど設計関係者向けのオリジナルファブリック見本帳「情景」として発行した。

 昨今、インテリア業界では、独自性を出すための特注品へのニーズが年々高まっている。2023年度のインバウンド需要の拡大予測を背景に、政府発表の政策案(観光庁「新たな観光立国推進基本計画の素案」)では、「宿泊施設の高付加価値化と改修の必要性」が明示されている。

 こうした背景の中、野原ホールディングスとコンソーシアムは、オリジナルファブリック見本帳「情景」を通じて、京都・3産地(西陣織・京友禅・丹後織物)が誇る伝統工芸のインテリアとしての可能性を業界関係者に紹介することで、宿泊施設を含む商業施設等の高付加価値化に貢献する。同時にオリジナルファブリックをインテリア・建築・空間デザイン分野における新たな顧客体験価値の創造に役立て、京都・3産地のものづくりの素晴らしさをインバウンド客のみならず、国内外に広め、染織産地の持続可能な発展を支援する。

野原ホールディングスのホームページ
https://nohara-inc.co.jp

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