国土交通省が発表した2023年10月の新設住宅着工戸数は、7万1769戸（前年同期比6.3％減）と5カ月連続の減少となった。季節調整後の年率換算は80万8000戸（前月比1.0％増）と先月の減少から再びの増加となった。
種別では持家が1万8978戸（同17.2％減）と23カ月連続の減少、貸家が3万1671戸（同1.0％減）と3カ月連続の減少、分譲住宅は2万1582戸（同1.2％減）と5カ月連続の減少となった。また分譲住宅のうちマンションが1万174戸（同9.4％増）と4カ月ぶりの増加、一戸建住宅は1万1368戸（同8.8％減）と12カ月連続の減少となった。
地域別戸数
■首都圏 総戸数（前年同月比 3.8％減）
持家（同 14.6％減），貸家（同 5.7％減），
分譲住宅（同 3.7％増）
うちマンション（同 9.3％増），うち一戸建住宅（同 0.4％減）
■中部圏 総戸数（前年同月比 5.8％減）
持家（同 13.3％減），貸家（同 2.5％増），
分譲住宅（同 7.3％減）
うちマンション（同 3.8％増），うち一戸建住宅（同 12.7％減）
■近畿圏 総戸数（前年同月比 10.6％減）
持家（同 14.1％減），貸家（同 5.5％減）,
分譲住宅（同 2.8％減）
うちマンション（同 3.2％増），うち一戸建住宅（同 11.1％減）
■その他地域 総戸数（前年同月比 6.7％減）
持家（同 20.3％減），貸家（同 5.9％増），
分譲住宅（同 6.1％減）
うちマンション（同 23.2％増），うち一戸建住宅（同 17.0％減）
