国土交通省が発表した2023年1月の新設住宅着工戸数は、6万3604戸(前年同期比6.6%増)と4カ月ぶりの対前年比増加となった。季節調整後の年率換算は89万3000戸(前月比5.5%増)と2カ月連続の増加となった。
種別では持家が1万6627戸(同8.3%減)と14カ月連続の減少、貸家が2万4041戸(同4.2%増)と23カ月連続の増加、分譲住宅は2万2698戸(同25.0%増)と2カ月連続の増加となった。また分譲住宅のうちマンションが1万1990戸(同69.6%増)と2カ月連続の増加、一戸建住宅は1万576戸(同3.9%減)と3カ月連続の減少となった。
地域別戸数
■首都圏 総戸数(前年同月比 9.9%増)
持家(同 17.1%減),貸家(同 4.6%減),
分譲住宅(同 46.2%増)
うちマンション(同 124.6%増),うち一戸建住宅(同 4.1%減)
■中部圏 総戸数(前年同月比 7.7%増)
持家(同 5.4%減),貸家(同 18.7%増),
分譲住宅(同 15.9%増)
うちマンション(同 71.9%増),うち一戸建住宅(同 2.8%減)
■近畿圏 総戸数(前年同月比 28.8%増)
持家(同 11.4%減),貸家(同 35.9%増),
分譲住宅(同 55.1%増)
うちマンション(同 123.5%増),うち一戸建住宅(同 2.1%減)
■その他地域 総戸数(前年同月比 6.2%減)
持家(同 3.8%減),貸家(同 2.7%減),
分譲住宅(同 14.1%減)
うちマンション(同 28.0%減),うち一戸建住宅(同 4.8%減)