(一社)日本ホームステージング協会は、このほど日本のホームステージングに関する調査「第5回ホームステージング実態調査」を実施し、調査結果を「ホームステージング白書2021」としてまとめ、3月10日より同協会ホームページで公開開始した。
同調査は、北海道から沖縄まで全国のホームステージングを導入している不動産仲介、賃貸関連会社及び賃貸オーナー、ホームステージング会社やホームステージャーを対象に、不動産仲介、不動産賃貸、ホームステージングの各業種別に分けてホームステージングの実態調査を行ったもの。
2021年の調査の大きな特徴としては、ホームステージング事業者が急激に増えたことがあげられる。ホームステージング業のホームステージング実施件数の変化については、「大幅に増えた」27.4%、「少し増えた」28.8%となっており、56.2%はコロナ禍でもホームステージング事業は増加していると回答している。
中古住宅の売買物件は、ホームステージングを専業として行うホームステージング会社がホームステージングを請負い、「ホームステージャー」がホームステージング業務を行うという構図ができつつある。そのため、現場で働く女性がホームステージングの知識とスキル習得のためホームステージャー認定講座を受講するというケースが昨年は急増した、としている。
「ホームステージング白書2021」(PDF)
https://www.homestaging.or.jp/file/hswp20220309.pdf
日本ホームステージング協会ホームページ
https://www.homestaging.or.jp