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◆タチカワ 2商品で「2024年度グッドデザイン賞」を受賞

 立川ブラインド工業(株)の、木製ブラインド「フォレティアエグゼ/フォレティア」と調光タテ型ブラインド「エアレ」が、(公財)日本デザイン振興会が主催する「2024年度グッドデザイン賞」を受賞した。

 「フォレティアエグゼ」「フォレティア」は、細やかな光のコントロールができる機能に加え、天然木を使用することで心身ともに心地よい空間を演出できる木製ブラインド。なかでも、「フォレティアエグゼ」は、コード穴がない一枚板のスラットで、遮蔽性やメンテナンス性に優れている。今年5月のリニューアルに伴い、国内の環境保全に貢献できる国産のヒノキ・スギを使用したスラットや、安心安全な自然塗料のスラットなど環境に配慮したラインナップを新たに追加、また電動化にも対応し、手動と同様のコンパクトな設計のホームタコスを発売。コンセントから電気供給する従来型の「電源コード仕様」に加え、本体にバッテリーを内蔵した「バッテリー仕様」を新発売した。

 一方の「エアレ」は、採光と眺望、出入りを自在にコントロールできる調光タテ型ブラインド。ドレープとレースが一体になった生地をU字状に取付けることで、カーテンのような美しさと、タテ型ブラインドのスタイリッシュさを同時にかなえる。バトンで生地を回転させるだけで簡単に採光と全閉が調整できるため、プライバシーを確保しながら、お部屋に光を取り入れることができる。

■「フォレティアエグゼ/フォレティア」審査員の評価コメント
 特に、コード穴を廃したタイプは、コード穴からの光漏れがなく、従来のブラインドの印象を変えた点が好ましい。そして、そのコード穴を廃することで、スラットの交換や清掃が容易にできる点も評価につながった。また、杉や檜の無塗装材も選択できることは興味深い。工業製品として、木などの天然素材も色ムラをなくしていく傾向があるが、無塗装とすることで、色味の違いをスラットの並べ方で楽しめる方が、木質のインテリアには馴染むのではないか。電源もバッテリー式が選択でき、電源引き込みに煩わされない点が秀逸だ。

■「エアレ」審査員の評価コメント
 生地のドレープの意匠とブラインドの機能を両立させたタテ型ブラインドは、一般的な従来のタテ型ブラインドとは大きく違う。閉めた状態で調光ができる点は、住環境におけるプライバシーの確保などを実現させつつ、開閉の手間を無くすなど、便利で有効である。調光操作の部分や吊り元周りを想定した設計などもよく検討されており評価できる。

タチカワのホームページ
https://www.blind.co.jp

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