(株)サンゲツは、6月3日(月)に、経済産業省が主導する「物流効率化に向けた先進的な実証事業」の補助事業者に採択された。
物流・運送業界では、「物流2024年問題」のみならず、構造的な需給ひっ迫による輸送力不足への危機感が高まっている。同事業では、荷主企業の物流施設の自動化・機械化を目的とした機器・システムの導入等に係る費用を国が補助することで、荷主企業の省力化や物流効率化の投資効果を実証する。
サンゲツが取り扱う壁紙等の内装材は、商品の仕様上、巻物状の特殊な荷姿で運搬を行う必要があり、輸送時における荷物の積み下ろしの効率が低いことが課題となっている。同社は、同事業に参加し、この課題解決に向けた新たなユニットロードシステムを導入することで、持続可能なサプライチェーンの実現を目指すとともに、中期経営計画【BX 2025】の施策に掲げるロジスティクス体制の地理的・機能的な拡充、強化を進める。
「物流効率化に向けた先進的な実証事業」詳細
https://logiefficiency-meti.jp/
サンゲツ中期経営計画【BX 2025】
https://www.sangetsu.co.jp/company/ir/management/medium_term_plan.html