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▲YKK AP トリプルガラス木製窓「APW651」大開口スライディング発表

 YKK AP(株)は、窓事業ブランド「APW」シリーズとして、新たに国産桧の集成材を利用したトリプルガラス木製窓「APW651」大開口スライディングを、7月22日(月)から発売する。

 同社では、脱炭素・カーボンニュートラルの実現に向けた家庭部門における温室効果ガス排出量削減を目標に、「APW樹脂窓」シリーズの発売から15年間、開口部の高断熱化を推進してきた。2023年度における同社の実績では、アルミ窓21%に対して、アルミ樹脂複合窓が44%、樹脂窓は35%となっている。また、2024年度の計画では、アルミ窓10%、アルミ樹脂複合窓49%、樹脂窓41%を目指しており、今後「YKK AP ビジョン“Evolution 2030」のもと、2030年度には、アルミ樹脂複合窓30%、樹脂窓50%、木製窓20%の達成を目標としている。

 今回発売された高断熱+高意匠・サスティナブルな木製窓「APW651」は、断熱等級6以上のゾーンへの対応として投入されたもの。室内側をインテリア性が高い国産桧の集成材、室外側をアルミで被覆したアルミクラッド構造とし、雨や日射による劣化・腐朽に対策する一方、価格を樹脂窓の2倍程度に抑えた(10年保証付き)。また昨今の大開口ニーズに応え、最大サイズは幅3000×高さ2540mm。基本性能は、耐風圧等級Sー5、気密性Aー4、水密性Wー5、遮音性等級3。用途は一般的な戸建て木造住宅だけでなく、集合住宅など非木造建築物にも対応している。売上目標は2028年度に57億円。

 なお同社では、6月4日(火)にYKK60ビルにてプレス向けに「木製窓新商品発表会」を実施、トリプルガラス木製窓「APW651」大開口スライディングの実物を披露した。

YKKAPのホームページ
https://www.ykkap.co.jp

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